生命保険での三大疾病特約への関心の高まり | 生命保険の種類

生命保険での三大疾病特約への関心の高まり

日本では核家族化が進み、夫婦と子どもだけの少人数家族が増えています。これに伴い、生活に必要な保障は自己責任で、という考え方が高まっています。長引く不況による、生活への不安も高まっています。最近の年齢別の死因をみると、若い年代では不慮の事故や自殺によるものが増加し、また、中高年層ではガン心臓病・脳卒中などの成人病によるものが増加しています。成人病をはじめ,交通事故・労働災害などによる死傷や疾病も社会的な関心ごととなっています。こうしたこともあって、万が一の場合の経済準備の必要性を感じる人も増えているようです。生命保険でも、こうした社会情勢を反映してか、三大疾病特約への関心が高まっていて、今や、生命保険会社の一番のメイン商品と言っても良いくらいです。「がん」、「脳卒中」、「急性心筋梗塞」は日本人の死因の上位を占めています。高まる不安から、勧められるままに高い生命保険料を払ってしまう、という人も多いようです。ここで注意すべき点は、三大疾病特約には、支払われるのに様々な条件があり、その全てを満たさないと病気になっても支払われない、ということです。例えば、がんは「支払いの対象のガン」と「支払い対象にならないガン」があるのです。

厚生省大臣官房統計情報部編「疾病・障害および死因統計分類提要」で、新生物(腫瘍)を、「良性新生物」・「上皮内新生物」・「悪性新生物」・「性状不詳の新生物」の4つに分類しています。ガン保険で、生命保険金の支払いが発生するがしないかは、「上皮内新生物」か「悪性新生物」かで決められます。人間の皮膚の奥に、基底膜という膜がありますが、それよりも皮膚の表面側(浅い部分)にできるのが、上皮内新生物で、基底膜より深い箇所にできるのが悪性新生物とされます。通常、「上皮内新生物」は生命保険金支払い対象外で、「悪性新生物」が支払い対象とされます。ただ、がん保険の種類によってはどちらの新生物でも保険金が支払われる生命保険もあります。各生命保険会社の資料、パンフレットなどを取り寄せ、こうした保障の対象について、がん保険でも調べておく必要があります。
生命保険は、住宅購入と同じくらい高額な買い物ですが、毎月生命保険金を払わなければいけないことや、生命保険自体の理解が難しそうなので、つい「今、この生命保険が人気です。」や「みなさん、この生命保険に入っていますよ」といった、謳い文句に流されてしまいがちです。決して難しいものでも無いので、色々と資料や専門書を取り寄せて、自分なりによく勉強してみる時間も作ってみるべきでしょう。


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